日本を創った12人 堺屋太一

最近読んだ本で、面白かったとおもった一冊。


日本人的といった考え方や言い回しは、色々な場面で用いられますよね。


もしくは、そもそもそれが日本人的かどうかさえ気付いていないことも多々あります。


そんな、現在に通じる「日本的」なものが読み解ける一冊。


-聖徳太子

-光源氏

-源頼朝

-織田信長

-石田三成

-徳川家康

-石田梅岩

-大久保利通

-渋沢栄一

-マッカーサー

-池田勇人

-松下幸之助


この本が書かれたのは約10年前で、まさに失われた15年の真っ最中。護送船団方式で守られていた業界が規制緩和にあう前の時代の現在と過去を比較して、当時の問題点(かなり現在にも通じていますが)を指摘している点も、この書籍を読みやすくさせている点だと思います。


こういった歴史的に紐解いていくと、現在の流れを見る上で、日ごろの視点が以下に近視眼的になっていたかを思い知らされます。


テクニック的には時代時代で成功や大成する要素というのは違うんだというのを感じます。古来から変わらないものと流れ的に必要なものは違うということですね。


とはいえ、歴史的人物の過去の栄光に浸るだけでなく、その人がなぜ大事をなしえているか、またその大事がなぜその時代に合っていたのかなどを考えながら読むことが出来、単純に読み物として面白いです。


やっぱり、堺屋さんは政治家ではなく物書きとして一流だったんだと思います。(蛇足ですが)


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