「大激震」書評

堺屋太一「大激震」

http://www.amazon.co.jp/大激震-堺屋-太一/dp/4408107492

 

日本から帰ってきて以来、たくさん買いだめした本を読んでいるところ。

 

その中でも、「大激震」をご紹介したい。

 

堺屋太一は歴史の考察から現在の経済や社会を切るといった手法が多く、歴史小説から予測小説までたくさん出されている。

 

まだ堺屋太一の本は2冊くらいしか読んだことが無かったけど、前に呼んだ「日本を創った12人」が面白かったので今回も読んでみた。(後、親父が堺屋太一の本はためになると豪語していたこともあったが、)

 

http://www.amazon.co.jp/日本を創った12人-PHP文庫-堺屋-太一/dp/4569665608

 

今回の大激震の中で自分が響いたポイントを箇条書きでまとめると

 

1.不換紙幣

人類史上不換紙幣はモンゴルの世界制覇時代とニクソンショック以来の二回しかない。

お金は需要を元に発行すれば、価値は下がらない。モンゴル時代は不換紙幣の時代が80年続いたから、それと一緒ぐらいだとすると、2040年~50年くらいは続く可能性がある。問題は今のアメリカが、当時のモンゴル人よりも賢くなかったら、それよりも続かない可能性がある。

 

うーむ、改めて本当にドルが崩壊する可能性があるということを再認識してしまいましたね。

 

2.知識は客観的なほうがよい、倫理は主観的なほうがよい

人はよく逆になってしまう。倫理的な部分は、人がどういう風に思っているのとかを気にしたり、周りの考え方を気にしたりする。その反面、自社や自身の客観的な評価は、数字で判断するよりも、なんとなく大丈夫だという声に惑わされて客観的な判断を誤る。

この点をいわれて、まさに自分に当てはまっていると思い痛かった。都合の悪いことには、ふたを閉めてしまうことが今までもあったようなぁぁ・・・戒めます。

 

3.知価社会

近代工業社会の終焉と知価社会の到来。近代工業社会は物質の量に幸せを感じる社会だったが、その先は満足の量が幸せを決める。物質の量は測ることができる科学的だが、満足の総和は図ることができない。自分自身しか、その満足を決めることができない。

 

4.子供のような夢を持て

子供のような夢を見て、鬼の気迫で実現し、仏の心で納める。なんでも新しいことや価値のあることをはじめるときには、わくわく感やこれやりたい!見たいな純粋な心が必要。最初の発端である子供のような夢なしにしては、心が寒くて、びくびくして何にもできない。最近の日本は、こういった子供のような夢を持てないことが問題であるといったことも記載されていました。

 

今手元にこの本が無いため、これ以上ポイントが思い出せないが、ほかにも大事なことが書かれて合った気がする。よい本は何度も読み返したほうがよいですね。

 

また、もう一度近いうちに読み返そう。

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