ビジネスプランは必要なのか?

インフィニティ・ベンチャーズ小林雅のBlog


ビジネスプランの考え方 

ベンチャー企業の場合、「ビジネスプラン」なるものを書けとアドバイスされたり、ベンチャーキャピタルから要求される。 ビジネスプランの雛形なるものがあり、それを見ながら書いていくのが一般的だ。  ビジョンとか、製品・サービスとか市場とか、競争環境とか、マネジメントチームとか、業績目標とか、いろいろだ。

そして、投資するベンチャーキャピタルは、だいたい、ビジネスプラン通りに進んでいるのか?というチェックをしたりするものだ。

ビジネスプランは不要だとまではいわないが、 実際のところ、役に立っているのだろうか?

たとえば、 DeNAさんにしても最初はオークションビジネスであったが、現在はモバゲーを中心とするモバイル事業が主力になっている。 GREEに関してはもPCのSNSだったが、今となってモバイルのエンタメサービス&コミュニティとなっている。  両者の特徴は、当初のビジネスにはDeNAさんはヤフーや楽天、GREEはミクシィといった強力なライバルが存在していたが、苦しみながら、強固な組織をつくり、 モバイル事業で飛躍した という共通点がある。

モバイル事業という点を注目を集めるいるが、重要な点としては組織力の高さだ。 GREEの田中さんがよく話すことだが、 良いサービスをつくるには良い会社・組織を作らなければいけないということを言う。 まさにDeNAやGREEはその点を実践してきた といってもよい。ネット業界だけでなく、ワークスアプリケーションズのようなソフト開発会社でも同じだった。

話をもとにもどすると、”ビジネスプラン”なるものには、組織のところは経営チームの略歴とか、組織図とか、人員計画みたいなものしかない。  良い会社を作る、組織を作るといった点が重要であるが、 フォーマットにこだわりすぎている。

結局、サービスにしても、戦略にして、結局 誰がやるのか?という点がベンチャーにとっては重要だ。 リソースがないのがベンチャーであり、 まずはリソースとか組織とか、そちらから発想する必要がある。  


このブログを読んでいて、やっぱりそうだなぁとおもいました。


起業するときによくビジネスプランを作ることの重要性を説かれます。


ビジネスプランが無ければ、人に説明できないし・投資家から出資や金融機関から有志もうけれられません。そういう意味では必要なのですが、ビジネスプランはあくまでも書類というか、現在できる事をまとめただけのものであり、ビジネスプランありきでビジネスは進まないということを起業を志す人には特に理解してもらいたい。


会社を始めるとビジネスプランどおりには行かないし、今考えられることなんてのはたかが知れているわけで、はじめてから、以下に死なずにPDCAを回していけるかがポイントになると思う。


そういう意味では、本当はアイディアやビジネスプランなんて、それ自体では二束三文。


重要なのは、

 ①そこに、顧客がいて

 ②それを提供できる人がいるか


特にスタートアップは、この二点を強く意識することが一番重要だと思う。


最初に紹介したブログには顧客の話が出てこないが、私はこの①顧客(=マーケット)②サービス(を提供する人)という2点を強く意識し続けることが経営にとって、最も重要なことだと思う。


後は、この2点を解決するために必要となってくる課題である。ビジョンや理念なるものも、実はこの①と②にかなり依存しているわけであって、ビジョンがあるから①・②があるのではない。世の中に書かれている起業養成系の書籍やコースには、「起業するためには、社会に必要とされる理由がなければならない。だからこそ理念やミッションが必要」といわれても、何もアイディアなんか沸いてこないし、そういう視点で書かれたビジネスプランなんてものは、生きてないと思う。つまり、意味が無いということですね。


これは起業だけではなく、起業後経営していく中で、より①と②の重要性を感じるのですね。(もちろん、大前提としては起業家精神が自分にあるかどうかを問う必要はありますがね。)


あくまでも、ビジネスプランは、人に説明するためのツールでしかないと思います。重要な事は①と②では無いでしょうか?

Top