ベンチャー企業立上げに見る考察

日本の倒産件数がすごいことになってるらしい。

 

http://www.tsr-net.co.jp/new/zenkoku/monthly/1179198_807.html

 

倒産といっても、問題は色々な種類があると思う。

 

今日は、黒字倒産に関して考えてみたい。といっても、中堅・大企業向けの話ではなくベンチャー・零細企業にとっての。

 

小さな企業のビジネスの立ち上げ方(特に最近)としては、幾つかあると思う。

 

①ビジネスモデル先行型

最近はこの形が大分減っているとは思う。ようは、新しいモデルを作って、まとまった資金を出資してもらい大掛かりにスタートするパターン。いわゆるベンチャー企業の典型例。まとまった資金を最初に調達できるので、当面の売上が立たなくても生きていける。サービスが軌道に乗ったら一気に売上が上がるというのが理想パターン。だが、たいていの場合はすぐになくなってしまう。いわゆるハイリスク・ハイリターン

 

②スモールビジネス立上げ型

自分のやれる範囲。自己資金で事業を立ち上げるパターン。自社サービスを構築していく。得てして売上はしばらく低い。固定費も出来る限り押さえて、自社サービスを頑張って構築しながら、売上を上げていく。ミドルリスク・ミドルリターン型

 

③スモールビジネス下請け・代理店型

自分のやれる範囲で行う。資金も大体自己資金でまかない。2番と違うのが、売上依存がある特定の企業に偏っていることが多い。このパターンは、急速に成長しやすいが、その後停滞する可能性が高い。

 

上記のパターンは、各企業が100%どれかに当てはまるというわけではなく、多くの企業もおそらく全ての段階を経て、成功する企業は中堅・大企業になっていくのではないだろうか?(例えば、元③番で現在は、②番。来期には1番を目指すとか。②番からスタートして、③番の要素を取り入れて、少しずつ成長していくとか。)

 

一般的な起業は、華やかではなく、実は③のパターンからスタートするものなんですね。

新しいことをいきなり大きなリスクを背負ってやらなければならないみたいな日本の起業神話みたいなのがありますすね。どうせやるなら、①のビジネスモデル先行型じゃないと起業じゃないみたいな。。。が、そんなことを言ってたら起業家精神って言うのはあまり醸成しないですね。なにせ、最初のハードルが高すぎるから

 

起業家精神がある人はは、③のモデルでやるというのも決し悪いわけではありません。効率的に、売上があげていけるし、その先に新しいことを見つけれる可能性だって低くないです。

 

ただ、③のパターンにも、リスクはあります。

それは、今みたいな突然の不況にはめっぽう弱いということですね。

 

というか、1社の売上に依存してしまうが故に、その企業からの売り掛けが回収できなくなったら、一発で終わりです。

 

ベンチャー企業は、成長を見越して、先行投資していくので、③の状態で成長しようとしていた企業は、1社の売上がなくなったら、即座に終わってしまうパターンが少なくないですね。

 

ベトナムでも、こういった売上の回収が出来なくなった話は、は最近良く聞くようになって来ました。

 

知り合いの経営者で、とあるプロジェクトで5000万円くらいの売上の案件を進めていて、顧客が銀行から資金を調達できなくなったために、プロジェクトをストップしてしまい、かつ売上も回収できない。。。

 

その企業はつぶれているわけではないのですが、大きく計画が狂っている様子。(当然ですね)

 

不況でもなんでも、企業は生き抜き、成長していかなくてはならないと思う。決して規模を成長させるという意味だけではなく、利益率を成長させ、一人当たりの売上をあげるとかもそれは成長だ。

 

自身のビジョンと現在の立ち居地・体力、外部環境を勘案して行かなければならない。

 

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