強みを伸ばす?欠点を補う?

1.自分自身の弱みを補うためにも積極的に苦手なことに取り組む。

2.得意分野を重点的に特化したほうがよい。

人の成長方法には真逆のことがよく言われますよね。

一体どっちを信用したらいいんだ!って思いたくなることですね。

ということで今日は、「多面的に物事が捉えられる弱みを補うタイプ」か「一点突破である得意分野タイプ」のどちらがよいのか考えてみたいと思います。

1.自分自身の弱みを補うためにも積極的に苦手なことに取り組む。

エンジニアや開発系の仕事の人が、もっとコミュニケーション能力を磨くためにも営業部に移ってセールスエンジニアをすることで視野が広がりよりよい仕事(開発)が出来る。
お客さんからのニーズのことがより分かるようになり、独りよがりの開発をするのではなく世の中のニーズに合った製品を開発できるようになり、よりエンジニアとしての能力があがった。

それに対して以下

2.得意分野を重点的に特化したほうがよい。

例えばイチローが成功したのは、類まれな才能と努力の両方が兼ね揃ったからこそ、今の偉業がなせている。イチローが、同様の努力を小説家や芸術家になるために捧げてもダメ。
自分が一番輝ける才能を見つけて能力をつけなければならない。

しかし一方で

1.反証:自分自身の弱みを補うためにも積極的に苦手なことに取り組む。


自分自身の弱みを補おうとするあまり、自分の本当の良さを伸ばすという機会損失がないのか?
または自分の本当の強みを見失いかねないのではないのか?
平均的な人間となってしまい、どこにでも取替の効くリプレース可能人材になってしまうのではないか?

先の例でいうなら、エンジニアがある特定の分野で非常に詳しくなり、その分野の人材が求められ市場価値が上がる。こういったチャンスをセールスエンジニアになっている間に、みすみす逃しているのではないのか?


2.反証:得意分野を重点的に特化したほうがよい。

いわゆる専門バカと呼ばれるような、そのことしか出来ないどうしようも無い人にならないのか?ある一方向での視点からしか物事が見れず多面的に捉えられない。
例えば、会計のプロフェッショナルである公認会計士の方が会計のことは詳しく分かるが、経営戦略や経営全体のことはからきしダメ。または経営視点で必要な会計コンサルティング業務ができないので付加価値の高い経営指導が出来ていない。そのためその公認会計士の単価は極めて低い金額にしかならない。

こう考えるとどちらが良いのか分からなくなりますね。

いや、もっというとどちらの視点も必要ということがよくわかると思います。

ただ、あえて僕がどちらか選べと言われたら「2.得意分野を重点的に特化したほうがよい。」を選びます。

現実的に「1.自分自身の弱みを補うためにも積極的に苦手なことに取り組む。」も同時にやってますけどね。

シンプルに考えると、得意分野のない人はその分付加価値を上げることが低くなったり、自分のアイデンティティを構築するのに苦労したりしますよね。

自分は何者なのか?であったり、30年間生きてきたけど俺って結局なんだったのかな?とか。

その点、俺はサッカーははやってきたとか、営業成績では誰にも負けなかったとかそう言うのがあれば人は最終的に自分を見失いづらいと思うんですよね。

または、強みがあるからこそはじめて、多面的な視点が生きてくるわけで、強みが突き抜けていない中で多面的になっても観る視点が決して高くない気がしますね。

いわゆる「雑学王」的なやつですね。

色々知ってても「結局使えねーっ」て言われそうですね。

やっぱりある特定の分野で突き抜けた方が、人とは違う視点をもてたり、人に対して説得力が増したりしますね。

雑学は雑学で終わらせるのではなく、その強みを補完するためにある存在で、エンジニアはより良い者を開発するためにセールスエンジニアでそのヒントをさがすとか。

だから、こう言った点で迷っている人にアドバイスするとしたら僕は迷わず「2.得意分野を重点的に特化したほうがよい。」をお勧めします。

自分が好きなこと、興味が有ることをとことんやって、とことん極めてくださいと。

自分自身が今その修業の真っ只中ですが。

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