孫正義がかく語りき

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孫正義 LIVE 2011と題して、ソフトバンクの新卒学生向けに2010年3月に語ったものとのこと。

正直、しびれました。

内容は、ソフトバンクの歴史を語りながら、これからの社員となる人材に向けてメッセージを送るといったもの。

僕は、何のために起業して、なんのためにベトナム来ているのかを思い出されました。

「志のためにやる。」「事をなすため」これですね。

以下、ブロードバンドを普及させるために、かの有名な路上ゲリラ作戦を決め込んだときの一節。


日本は世界で2番目のGDPの国だ、日頃言うとるけど、先進国の中でインターネット世界一遅いぞ。世界一高いぞ。先進国の中で。

GDPは2番。なんじゃその国は。ということでこれは恥ずかしい。だから日本のインターネット業界全部のために、日本のインターネットユーザー全部のために、ワシの人生よりそのことのほうが大切じゃ!

ソフトバンクも大切、ソフトバンクつぶれちゃいかん、ソフトバンクの経営者としての責務はある。でもそれはそれとして、つぶすわけにはいかんぜよと。

あわせてワシは何のために生まれてきたのか。わしゃなんのために志立てたのか。志ってなんだったんだ。そりゃデジタル情報革命だろう。

この革命のためにですね、人生を捧げてるわけですから、ここで怯むわけにはいかん。

この高い高い、世界一遅い、ってヤツを、世界一安くしてやろう、世界一高速にしてやろう。
そのメリットを得るのはヤフージャパンだけじゃないです。もちろんヤフージャパンはメリットを得ます。うちの子会社ですからね。子がかわいいと思うのは親の常です。

ヤフージャパンが喜ぶ。それはいいじゃないか。でもついでに楽天も喜ぶぞ。ついでにニフティとかなんとかいろんな会社もインターネットやってるあの人たちもみんな喜ぶけど、社長いいんですか?

うちの役員に聞かれました。

「バカモン!!」

「そんなこまい、ちまちました考えでどうするんだ! ヤフージャパンが喜ぶ、ええじゃないか。ついでに楽天も、モバゲーみたいなところとか、そのいろいろあるけども、みんな喜ぶでええじゃないか」


大切なことは、自分が競争しているライバルが喜ぶ、なんか漁夫の利を得る、そんなことでなんかけちけちしてもしゃあない。

「ヤフージャパンのユーザーだけ安くしましょうか?」

「バカモン!! みんなに安くしてやれ!」

それでインターネットユーザーの全員が喜ぶ。日本国民が最終的に全部インターネットユーザーになるぞ。日本国民が最終的に全部インターネットユーザーになって、その日本国民が、いつか、いつか、喜んでくれりゃあそれでええじゃないか。

でも社長、我々がやって、我々だけが感謝されないと、ついでに誰のおかげでそうなったのなんて、後の人は忘れますよ。
そう言われた。

僕は、ええじゃないか。名もいらん。金もいらん。地位も名誉もいらない。そんな男が一番厄介だ。

そんな厄介な男でないと、大事は成せない。大きな事はなせない。

こう言ったのは、あの幕末の西郷隆盛であります。


名もいらない。金もいらない。地位も名誉もいらない。命すらいらない。
そんな厄介な男はいない。

そんな男は打ち負かそうにも負かせられないわけですね。

命もいらない。金も地位も名誉も何もいらない。こんな厄介な男はいない。



「名もいらない。金もいらない。地位も名誉もいらない。命すらいらない。
そんな厄介な男はいない。」


自分の中の志を貫いてこそ男。

金のために生きるなんてつまらない。

この世に生まれてきて、自分が世の中に何を貢献できるのか?

もっともっと自問していかなければならない。

自分の小ささを感じた孫正義の公演でした。

因みにUstreamでの公開が来週4月5日くらいまでなので早めに見ておいたほうが良いです。

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