「ベトナム国内経済のおさらい」 テト前の2011年末の振り返り 

本日は年内の仕事納めです。
明日より来週いっぱいテトに伴う休暇となり、年始の営業開始は1月30日(月)となります。
今年のテトのカレンダーはわかりやすく、各社企業大体同じようです。

西暦の年末か陰暦の年末に恒例として行なっている今年一年の振り返りをしたいと思います。

ベトナムの国内マーケットの外的要因から振り返ると、2011年の年明け早々に、予想通りのベトナム・ドン通貨の切り下げで始まりました。
不動産の売買に伴う銀行の融資規制が法人・個人問わず実施されたため、国内の不動産マーケットは冷え込み、特に年の後半にベトナムのローカルマーケットは景気悪化となったようです。
そうでもしないと、インフレが収まる気配もなかったのは事実だし、2011年8月には昨対が23%程度になり危険な領域だった。結果的に19%弱に収まったそうですが、ここまでインフレが高い状態が続くと、外国からの直接投資も減る可能性は高いです。
マクロ経済の安定が如何に、リアル経済にとっても大事なのかというのを肌で感じさせられる一年だったと思います。(まぁ毎年恒例のように感じているのですが)

もう一つ、不動産の価格ですが順調に下がってきているようです。飲食・小売のように家賃経費が大きな業態の経営者は、不動産価格の相対的高さからベトナム投資を渋る傾向が有りました。
この点も中長期で見た場合に解決していかなければならない問題だと思います。
オフィスの賃貸に関して言えば、ピークの2008年に比べれば30-40%ぐらい賃料は落ちてます。
ハノイのほうがホーチミンより高いのですが、空室率も高くなってきているようでこちらも下がっていく可能性が高いと予想してます。

一方で、在ベトナム日系経済は堅調に伸びた一年だったと思います。
競合も増えたのですがその分、確実にマーケットが膨らんだ実感があります。
2012年も同様に新規進出企業が増えるかどうかは終わってみないとわからないですが、今のところ極端に落ち込む要素はあまり無いので、悪くとも一定のマーケットの広がりは見せると思います。
また、業態としては輸出型のモデルよりもマーケットを見据え、当面は生産・製造・製作拠点としてスタートする企業が各業種増えたと思います。また、大手日系製造企業のように、いきなり大型投資をしてマーケットイン型企業が大幅に増えた年でも有りました。大手だけでなく、ベンチャー・中小もマーケットイン型に果敢に挑戦する企業・個人もたくさん出てきております。日系企業・日本人も韓国・台湾に遅ればせながら本気でベトナム投資をしているという印象です。特に去年一年は、日本でもある程度成功している優秀な起業家や創業者の方が自ら第二の起業をしたり、優秀だなと思う個人が果敢にチャレンじした一年でした。そういった経営者や起業家の方と友達になれて嬉しかったです。^^;

ということで、長くなったので自社・自分の振り返りはまた今度します。

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