経営書なんて料理のレシピくらいのものだ。

今、この本を読んでます。


「プロフェッショナルマネージャー」 著者ハロルドジェニーノ


これは30年前くらいに書かれた、経営書なのですが、4年位前に改訂版が出版されています。


彼は、元ITTというアメリカの通信系企業(現在解散)で14年間半連続増収増益を成し遂げた、経営者は有名な人です。この本の良い点、先ず最初に「経営書に書いてあることや経営理論というのは、役に立ちません。」と言い切っている上で、書かれている書籍の内容は、リアルに指針に富みとてもわかりやすい。


以下引用


「ハーバード大学ビジネススクールが案出した経営理論のひとつを示された

事があった。それは例そのキャッシュカウ、スター、の理論地王やつで各プロフィットセンターの実態を入念に調分析して、公式にしたがってそれらを分類し格付けするやり方だった。・・・・(中略)・・・・すばらしい理論だとお思いだろうか?私はとてもついていけなかった」

「また、人々をその正確に適した経営的地位に配置できるように分類する方式もある。その分類には、理にかなった決定を行うことができ、何をなすべきかを心得ている頭脳と、決定に基づいて行動できる勇気とが二つの評価基準となる。そして各人を次の分類のどれかに振り当てるのだ。・・・(中略)・・・頭脳も勇気のない人は即解雇。頭脳は優れているが勇気のない人間は、スタッフ系統の部署。勇気はあるが、頭脳は駄目な人間は行動力を要求されるライン系統の部署。両方ともかねそろえた人間はもっとも困難で重要な部署にそれぞれは位置する。これもまた聞こえはいいが実際のビジネスではほとんど役に立たない理論の一例だ。」


この上で、著者は自分の実際の体験を基に書いているので、すべての成功法則になるのかどうかの確信はない。それらはおばあさんが教えてくれる手料理のレシピ程度だと。言い切っている。


何か妙に納得してしまった節がある。


おそらく著者は、人一倍経営理論や経営書を勉強していると思う。自分もどちらかといえばビジネスに関する本をよく読み、勉強しているほうだ。(おそらく)


しかしそれは、本当に手料理のレシピくらいに考えておいて、最も重要なことは料理を実際に作ってみるということを言いたいのだと思う。科学のように限定された状況で真理を導き出すのではない。

いろんな条件や人間関係や社会の状態が複雑に絡み合ってる中で、最も重要なことは自分自身で実際に実践を積んでいき、その中で創意工夫を凝らしながら前に進んでいくことだ。という風に聞こえる。


若くして起業し、かつ途上国という未整備の環境で起業すると、当たり前のことですら正しい事が何なのかわからないことが多いのだ。知らないがゆえに馬鹿を見ることもこれから多いと思う。しかし、それがフロンティアスピリッツであり、起業家精神なのだ思う。もちろん即死しては意味がないが、失敗は大歓迎。頭でっかちにならずに一つずつ試しながら、自分を信じて前に進んでいくのみだ。

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