日刊イトイ新聞の対談

一度もお会いした事はありませんが、よく読ませてもらっている同年代の起業家の方がいます。

http://ameblo.jp/netpipeline/  戦略コンサル辞めて起業している日記

 

日々ご自身の経営での問題点や感じた点を書いておられるのでとてもためになるのです。

 

さて、昨日紹介されていた日刊イトイ新聞のコーナーで

 

梅田さん(WEB進化論で有名)と糸井さん(コピーライターとして有名)と岩田さん(任天堂の社長)が対談されてらっしゃいます。

 

この対談が非常に刺激的な内容なんですね。

 

http://www.1101.com/umeda_iwata/index.html

 

さてさて、本日の話題が特に考えさせられます。

 

本日のタイトル「コンフォートゾーンから飛び出せ!」

梅田 ぼくが若い人たちによく言うのは、
ぬるま湯に慣れてしまうのはよくない、
ということですね。
やっぱり、いったんベンチャーと名乗って、
さらにそこに集まってきた人がいる以上は、
ステップアップしていってほしいんです。
ある若い会社が、スモールビジネスを回して、
潰れずに存続していくのは、
じつはそんなに難しいことじゃないんですよ。
それなりに文化的な貢献があって、
局所的に「おもしろいな」と思われながら、
なんとなく続いていく会社って、多いですから。
でも、気づくと同じステージのままで
10年、20年経っちゃった、
というふうになる可能性だってある。
それはベンチャーではないと思うんです。

詳しくは、全文を読んでもらいたいのですが、そもそも何で起業してどういう人生を歩んでいきたいのかという部分を鮮明にしないとこの問題に対する答えは出ないと思うんですよね。

 

そもそも新しく事業を起こす意義とは一体何なんだろうか?

 

梅田さんはシリコンバレーで10年以上仕事をされてきて、起業の聖地みたいなところで、ベンチャーキャピタルやったりコンサルタントされたりしておられます。

 

このコンフォートゾーンの対極にいるような企業で、Googleを例に挙げておられます。

 

梅田 そうですね。
そのコンフォートゾーンを超越した対極の存在として、
たとえば、Googleがいるわけです。
あるビジネスでうまくいったとしても、
そのお金を狂気のように使っていく、みたいなね。
で、結果的に、Googleの社員の毎日の生活が
どういうふうになってるかというと、
やっぱり、ものすごく厳しいんですよ。
グローバルにみんなが働いていて、
本当に寝る時間がないって言ってる。
だから、コンフォートゾーンを
完全に超えちゃってるんですね。
人もどんどん入れ替わるけど、
会社は確固たるミッションを持って動いている。
まぁ、それはすごく極端な例ですが、
スモールビジネスのサイクルを回しているだけでは、
どうしてもできることは限られますよ。
だから、若い人たちと話すときは、
「どうやったらつぎに行けるんだろうね」
ということをいつも問いかけている。
シリコンバレー流の乱暴な手段でいうと、
無理してでも投資家からお金を集めちゃうんです。
で、期限を区切って、それを使う。
達成できなかったらどこかに吸収される。
シリコンバレーというのは、そうなんですね。

Googleのやっている事を「狂気」と表現されてらっしゃいます。

 

この言葉は本当に、ぴったりで、通常の企業なら考えられないようなことを実際しているわけであって、Google BookとかGoogle Street Viewであったり。。。

 

このサービスなんて、尋常じゃないですよね。全世界にある書籍5000万冊を必死にスキャンしてデータ化したり、全世界中をくまなく写真撮影して、見れるようにしたり。。。

 

全世界の情報を整理するというビジョンを本当に実践しているところが末恐ろしいわけです。

 

じゃあ、翻って事業を起こすときにベンチャーとかベンチャーじゃないとかって、そんなに意識する必要があるのかなぁとも思うのですね。

 

何かの強迫観念やらでビジョンやミッションを作るよりも、今自分に出来ることを一生懸命やった結果として出てくるビジョンのほうがよっぽど価値があるのじゃないかなーと思うのです。

 

ただ、このあたりの結論は自分でも出ていないというか、出せない状態でいるんすね。

 

とある有名なコンサルタントに、ビジョンとかミッションとか言って中小企業に書いてもらって売上が上がる企業なんてほとんどないとも言われたりします。

 

じゃあ、企業ってGoogleとかみたいなのじゃなきゃ、生存価値ってないのか?っていうとそれも否です。

 

本当に、価値あるものを作り上げるためには相当なリスクが付きまとい、そのリスクを飲んででもやらなければならないことって言うのは、そんなにしょっちゅう出てくるものでもない気がする。

 

自分は、これからの日本人の起業家やビジネスパーソンはどんどん世界に飛び出すべきだと思っているし、そうやって世界中に広がった日本人起業家や優秀なビジネスパーソンが新たな価値を創出するんじゃないかと思っている。それが、具体的な鮮明な形になっているわけではなく、なんかまだぼんやりとしているわけですよ。

 

じゃあ、そのぼんやりとしたものだけを追っていって事業になるかといったらそれは、ならないわけですね。

 

直ぐ野垂れ死にするわけです。

 

お金のためでなく、自分の中にある何かを実現するために、前進することで新しい事は見つかるのじゃないかなとも思っているのですよ。

 

さて、話がすごいそれてしまった感があるが、梅田さんのおっしゃるコンフォートゾーンから飛び出せ!という話は、すごいビシビシ伝わりました。

 

梅田さんからは、普段から著書を通じてバシバシ感化されています。

 

ただ、新しいものを生み出すときに、見られる狂気みたいな感覚とそのタイミングみたいなものに最近は特に敏感になっているんですよね。

 

つまり、そういった狂気で成功した例というのは実は、ものすごい低い成功確率で。

 

長い年月で見たときの、成功事例というのは、結局は外部要因での生長に波に乗るだけよりも、その生長するタイミングの内的な要因と外的な要因が合わなければ、短期的に直ぐに死んでしまうわけですよ。

 

よく失敗は成功の元といいますが、会社を始めるからには、会社を潰すような失敗というのは基本的には死を意味するわけですよ。人間死んだら、何も出来ないように。

 

だから、出来る限り低リスクに抑えながら、事業を始めるやり方で、周りを見回しながらやるやり方で、10年~20年タームで見たときには、実はすごい物事を変えていたって言うパターンだってこれから出てくると思う。いや、絶対出ると変な自信があります。

 

つまり、コンフォートゾーンから飛び出せというのには、タイミングが非常に重要で、無理に背伸びばかりしてしまうと駄目ですね。

 

話がまたも、かなり錯綜し始めたわけですが、結局言いたい事は、できる事というのは結局は「自分流にしか出来ない」ということだと思うんです。どんな人でも、その自分流というスポットを探す旅に、出ていると思うんですよ。

 

起業の仕方だって、会社の経営の仕方だって、細かいスキルを盗むのは出来ますが、それを使って一つの形に何かを為すっていうのは結局は、自分がフィーリングがあうものしか出来ない。

 

ただ、フィーリングが合うものが出来てからがより重要。

 

なんか逆説的ですが、梅田さんのコンフォートゾーンから飛び出せという部分なんですよ。

 

つまり、最初から事業を起こすのにコンフォートゾーンなんていうのを意識してなんか出来ないわけですよ。スモールビジネスだって最初の立上げは必死ですから。。(笑)

 

このコンフォートゾーンにいるなぁと実感し始めたら、やはり外に飛び出したほうが面白いことが待っているよ!って言うアドバイスですよね。

 

そこで重要なのが、外的要因を見回して、いけると思ったら無理にでも背伸びをしたら良いと思う。

 

あくまで、基本はフィーリングが合うものを見つけ、醸成する努力をすることが先決で、それに到達する事は、そんなに簡単ではない気がするんですよ。

 

それが出てきたらコンフォートゾーンを飛び出すって言える権利が発生する。

 

そういうのがコンフォートゾーンから飛び出す方法なんじゃないかな。

 

私なりに、この対談をかなり勝手に解釈してみました。

 

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