昨今の金融情勢

金融のプロフェッショナルでないので、詳しい事はわかりませんが、リーマンの破綻やAIGグループの危機、ベヤーズの救済などここ数ヶ月は、世界的に転換期に来ているようですね。

 

巷の論争で、高給取りだから、同情できないといった意見がありますが、同情できるか出来ないかではなく、ビジネスモデルとして危険なやり方だなぁと前々から思っていました。

 

特に投資銀行系の仕事は、他業種から比べて飛びぬけて給料が高いというのは周知ですね。

 

しかも、半端ない金額をもらっているという事はよく、知り合いから聞いていました。

 

本当かどうかはわからないにせよ、知人からマスコミから聞いているのでかなり信憑性が高いといえます。

 

1年単位のインセンティブで、会社の看板を通した投資家のお金をリスクにして、新卒で3年程度の業務経験者が年収以外にボーナスのインセンティブで数千万もらうというのは、かなり危険ですね。

 

世の中の経済が上向きのときは、当然色々なものの価格が上がります。

 

そのあがった中で業務をしている投資銀行のフロントの人が、その年の成果でそれほどもらっていると、会社の経営は安定しないんじゃないか?と思っていたのです。

 

昨年に危機に陥ったCITI銀行の前会長は、退職金で数十億円もらった上で、業績不振のため辞任。。。業績不振なのに、経営者が数十億円ももらってよいのか???という感じでした。

 

正直言って、それだけの価値があるものとは到底思えません。

 

確かリーマンに勤めていた全世界の従業員が2万5千にいるらしいのですが、仮にフロントの人が4割でバックが6割とします。

 

フロント4割の人の年収が、1500万円、バックの6割の人の年収で500万円を仮に抑えることが出来ていたら、、、

 

1500億円+750億円=2250億円のコスト削減が簡単に出来ますね。これはかなり現実的な数字だと思います。

 

しかも、これは好景気の儲かったときなどは、おそらく一人当たり2000万円くらい経費削減したって、相当な高給取りの可能性があります。

 

あくまで投資家からお金を預かった上でのリスクを取っている行為ですので、働いている会社員自体に、業界全体としてインセンティブをつけすぎているのは危険だと思うのですね。

 

まぁこれは、単なる一例ですが、儲かる時は皆が儲かって、少し景気が傾いたら、世界最大級の会社が直ぐに経営危機に陥るのは、ビジネスモデル自体がかなり厳しいということなのだと思います。

 

金融の専門家ではありませんが、経営的な視点でみて、おかしいかどうかというのは自分の頭で考えておく必要がありますね。

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